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債務整理

2023.09.012023.12.11 更新

「債務整理ってどうやってするんだろう」

債務整理とは、借金の減額や過払い金の返済などの手続きの総称です。

借金を抱えていると「債務整理」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、どうやってするのかわからずに、行動できていない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、債務整理の方法を解説します。

また別記事で債務整理に関するメリットとデメリットもまとめているので、気になっている方はこちらの記事も見てください。

関連リンク:債務整理とは?4つの種類やメリットとデメリットを詳しく解説!

債務整理一般

債務整理とは 

債務整理とは、多重の借金に悩んでいる人が、自分に合った方法で借金を整理するための手続きのことです。借金を減額したり、返済計画を立てたりすることで、借金の返済を無理なく進めることができます。

以下、債務整理の主な特徴と方法について説明します。

債務整理の主な特徴

  • 借金の減額: 一部の借金を減らすことができる場合があります。
  • 返済計画の見直し: 返済計画を現状の収入に合わせて調整することが可能です。
  • 取り立ての停止: 債務整理を始めると、債権者からの取り立てが停止されることが一般的です。
  • 生活の安定: 返済計画が立てられることで、生活を安定させる道が開かれます。

債務整理手続きの流れ

債務整理手続きは、借金の問題を解決するためのプロセスで、しっかりとした流れがあります。以下、債務整理の手続きの一般的な流れを説明します。

1. 自己分析

まず、現在の借金の状況、収入、支出などを把握し、どれだけ返済が困難なのかを自己分析します。

2. 専門家への相談

弁護士や司法書士などの専門家へ相談し、自分に合った債務整理の方法を選びます。

3. 債務整理の方法選定

任意整理、特定調停、個人再生、自己破産など、状況に応じて最適な手段を選びます。

4. 書類の準備

必要な書類を準備し、専門家と共に手続きに必要な申請書などを作成します。

5. 交渉・申請

選んだ方法に応じて、債権者との交渉や裁判所への申請を行います。

6. 手続きの進行

手続きが始まると、一定期間内に借金の減額や分割払いなどの調整が行われます。

7. 手続きの完了

最終的に借金問題が解決し、手続きが完了します。再び健全な経済生活を送るための支援も受けられることがあります。

以下の表に、債務整理手続きの流れを簡潔にまとめました。

ステップ内容
1. 自己分析借金の状況、収入、支出などを把握
2. 専門家への相談弁護士や司法書士などに相談
3. 方法選定任意整理、特定調停などの方法を選ぶ
4. 書類の準備必要な書類を準備
5. 交渉・申請債権者との交渉や裁判所への申請
6. 手続きの進行借金の減額や分割払いなどの調整
7. 手続きの完了借金問題の解決と手続きの完了

債務整理手続きは複雑で繊細な作業が多いため、専門家の支援を受けることが一般的です。自分に合った方法を選び、安心して借金問題を解決できるよう進めていくことが大切です。

弁護士委任後の流れ

借金問題を解決するために弁護士に委任した後の流れは、以下の通りです。

1. 弁護士との初回面談

委任後、まず弁護士との初回面談を行い、現在の借金の状況や目的、期待する結果などを詳しく話し合います。

2. 債務整理の方針決定

弁護士がクライアントの状況を分析し、最適な債務整理の方法を提案し方針を決定します。

3. 債権者への通知

弁護士が債権者へ委任通知を送り、交渉を始めることを通知します。

4. 書類の収集と整理

必要な書類の収集と整理を行い、債務整理の申立てに必要な書類を準備します。

5. 交渉の開始

弁護士が債権者と交渉を始め、返済計画などを調整します。

6. 合意の成立

交渉により債権者と合意が成立した場合、合意内容を確定します。

7. 手続きの進行と完了

合意内容に基づいて手続きを進め、最終的に債務整理が完了します。

以下の表に、弁護士委任後の流れを簡潔にまとめました。

ステップ内容
1. 初回面談弁護士との初回面談で現状と目的を共有
2. 方針決定債務整理の最適な方法を選ぶ
3. 債権者への通知債権者へ委任通知を送る
4. 書類の収集必要な書類の収集と整理
5. 交渉の開始債権者との交渉開始
6. 合意の成立債権者との合意成立
7. 手続きの完了手続きの進行と完了

弁護士のサポートは、借金問題解決のために非常に重要なステップです。プロの弁護士が正確に法律に基づいて交渉を行い、借金問題を解決するための最適な道を示してくれるでしょう。

債務整理の主な方法

  1. 任意整理: 債権者と話し合い、返済計画を見直す方法です。
  2. 特定調停: 裁判所を通じて、債権者との交渉を進める方法です。
  3. 個人再生: 裁判所の認可を受け、法的に借金を減額する方法です。
  4. 自己破産: 借金の大部分を免除し、一からやり直す方法です。

このように、債務整理には様々な方法がありますので、自分の状況に合ったものを選ぶことが重要です。

これらの方法は、個人の借金の状況や生活状態に応じて選ばれるべきものです。借金解決のために債務整理を考える際には、専門家の助言を得ることで、自分に最適な方法を選ぶことが可能になります。借金問題を解決し、新しい人生の一歩を踏み出すために、債務整理が適切に活用されるべき手段であると言えるでしょう。

債務整理全体のメリット・デメリット

債務整理は借金問題を解決する手段として多くの方に活用されています。しかし、メリットだけでなく、デメリットも理解しておく必要があります。以下、債務整理の全体的なメリットとデメリットについて詳しく説明します。

メリット

  1. 借金の減額・再整理: 債務整理により、借金を減らすことが可能です。返済計画も合理的に再設定できます。
  2. 法的保護: 債権者からの取り立てを防ぐための法的な保護が受けられます。
  3. 心の負担の軽減: 借金問題から解放され、心の負担が軽減されることが期待できます。

デメリット

  • 信用情報への影響: 債務整理を行うと、信用情報機関に登録されることがあり、一定期間、新たな借入が困難になることがあります。
  • 費用: 弁護士や司法書士に依頼する場合、費用が発生します。
  • プライバシーの懸念: 裁判所に申し立てをする手続きでは、借金や財産状況などの情報が公開される場合があります。

以下の表に、各メリットとデメリットを整理してみました。

カテゴリ内容
メリット借金の減額、法的保護、心の負担の軽減
デメリット信用情報への影響、費用、プライバシーの懸念

債務整理は、個人の状況によって最適な方法が変わります。したがって、メリットとデメリットをよく理解した上で、専門家と相談し、自分に合った方法を選ぶことが重要です。借金問題を解決し、安心した生活への第一歩を踏み出すために、慎重な計画と選択が求められます。

債務整理の方法

任意整理の特徴とは

任意整理は、債務整理の一つであり、借金を減らす手段の中でも比較的スムーズに進められる方法です。専門家のサポートを得ながら、債権者と直接交渉して借金の減額や返済計画の見直しを図ります。以下、任意整理の特徴について詳しく解説します。

1. 債権者と直接交渉

任意整理では、裁判所を介さずに、債権者と直接交渉します。そのため、手続きが迅速で、費用も比較的抑えられることが多いです。

2. 信用情報への影響

任意整理自体は信用情報機関に登録されますが、自己破産や特定調停と比べて信用への影響が軽減されることがあります。

3. 選びたい債務の整理

任意整理では、整理を希望する借金を選ぶことができます。すべての借金を整理する必要はありません。

4. 生活必需品の保持

自己破産などと異なり、任意整理では財産を手放す必要がありません。生活必需品などの保持が可能です。

以下の表に、任意整理の主な特徴をまとめました。

特徴内容
直接交渉債権者と直接交渉し、迅速かつ比較的低コスト
信用への影響他の方法よりも信用への影響が軽減される可能性
選べる債務の整理希望する借金だけを整理することが可能
財産の保持生活必需品などの財産を手放さずに済む

任意整理は、その特徴から、借金の状況や生活の要件に応じて有効に活用できる手法です。

特定調停の特徴とは

特定調停は、借金の返済が困難になった際の債務整理の方法の一つです。裁判所を通じて、債権者との間で返済計画を調整する手続きであり、任意整理とは異なる特徴があります。以下、特定調停の主な特徴について詳しくご紹介します。

1. 裁判所を通じた手続き

特定調停は裁判所が間に入り、債権者との交渉を進めるため、公的な手続きです。そのため、債権者が調停に応じない場合でも、裁判所の調停によって解決を進めることができます。

2. 返済計画の法的拘束力

特定調停によって合意された返済計画は法的な拘束力を持ちます。債権者が途中で合意を反故にすることはありません。

3. 一部債権の免除可能

交渉によっては、一部の借金を免除することが可能です。免除された部分は返済する必要がありません。

4. 信用情報への登録

特定調停の手続きは信用情報機関に登録され、一定期間その情報が残ります。そのため、新たな借入やクレジットカードの取得などに影響が出ることがある点も注意が必要です。

以下の表に、特定調停の主な特徴をまとめました。

特徴内容
裁判所の介入裁判所が交渉を進めるため、公的な手続き
法的拘束力合意した返済計画には法的拘束力がある
一部債権の免除交渉によって借金の一部免除が可能
信用情報への影響信用情報機関に登録されるため、新しい借入などに影響がある

特定調停は、その特徴から、債権者が任意整理に応じない場合などに有効な手法となります。

個人再生の特徴とは

個人再生は、個人が抱える借金を整理しながら、生活を再建するための手続きです。特に自宅などの貴重な資産を保持しつつ、借金の返済計画を立てるための方法として選ばれることが多いです。以下、個人再生の主な特徴をご紹介します。

1. 資産の保護

個人再生の手続きでは、自宅や車などの貴重な資産を保護しながら借金の整理ができます。これらの資産を手放さずに済むため、生活基盤を崩さずに借金の問題を解決できる点が大きなメリットです。

2. 法的手続き

個人再生は裁判所を通じた法的な手続きであり、裁判所が返済計画を認可する必要があります。そのため、確実な手続きが求められる反面、専門の知識や準備が必要です。

3. 返済計画の拘束力

裁判所が認可した返済計画には法的な拘束力があり、債権者はその計画に従わなければなりません。

4. 手続きの複雑さ

個人再生は手続きが複雑で、費用や時間もそれなりにかかります。専門家の協力が必須となることが一般的です。

以下の表に、個人再生の主な特徴をまとめました。

特徴内容
資産の保護自宅や車などの貴重な資産を保護できる
法的手続き裁判所を通じた法的な手続きで確実
返済計画の拘束力裁判所が認可した返済計画には法的拘束力がある
手続きの複雑さ複雑な手続きで専門の知識や準備が必要、費用や時間もかかる

個人再生は、特定の条件を満たしている場合に選択できる借金整理の手法であり、自己破産とは異なり、大切な資産を保持しながら生活の再建が可能です。しかし、手続きの複雑さなども考慮し、専門家と相談しながら進めることが重要です。

個人再生の申立て方法 

個人再生は、借金を減額し、返済計画を立てるための法的手続きです。個人再生の申立て方法について、専門的な視点から説明します。

1. 依頼先の選定

個人再生を行うには、弁護士や司法書士の協力が必要です。信頼できる専門家を選ぶために、以下の点に注意しましょう。

  • 専門的な知識と経験
  • 相談しやすい対応
  • 明確な料金体系

2. 無料相談の活用

多くの弁護士や司法書士が無料相談を提供しています。この機会に具体的な状況を共有し、個人再生が適切かどうか確認します。

3. 契約と必要書類の準備

適切な専門家を選んだ後、契約を結びます。必要書類も準備します。書類には以下が含まれることが多いです。

  • 身分証明書
  • 収入証明書
  • 借金に関する書類

4. 再生計画案の作成

弁護士や司法書士が、現在の収入や支出、借金の状況を基に再生計画案を作成します。

5. 裁判所への申立て

再生計画案が完成したら、裁判所へ申立てを行います。裁判所が再生計画案を受理すると、手続きが進行します。

6. 債権者への通知

裁判所から債権者へ通知が行われ、債権者が反対しない限り、再生計画が認可されます。

7. 再生計画の開始

認可された再生計画に基づき、返済を開始します。

個人再生の申立ては、複雑な手続きが含まれるため、専門家の支援が必要です。初めての方でも安心して進めることができるよう、適切なサポートを受けることが大切です。

自己破産の特徴とは

自己破産は、借金の返済が困難になったときに、法的にその責任を免除する手続きです。この手法にはいくつか特徴があります。

1. 借金の帳消し

自己破産の最大の特徴は、法的に借金が全てなくなることです。一度破産宣告がされると、ほとんどの借金が帳消しになります。

2. 資産の没収

借金がなくなる代わりに、貴重な資産(自宅、車など)は基本的に没収されます。必需品など一部の例外はありますが、資産を保持したい場合には適していません。

3. 破産者登録

自己破産は公的な記録に残り、一定期間(通常は5年程度)信用情報機関に登録されます。その間、新たな借入やクレジットカードの取得が難しくなることがあります。

4. 手続きの公開性

自己破産の手続きは公開されるため、プライバシーへの配慮が必要です。

5. 法的手続き

自己破産は裁判所を通じて行う法的な手続きであり、弁護士などの専門家の協力が求められることが一般的です。

以下の表に、自己破産の主な特徴をまとめました。

特徴内容
借金の帳消し借金が法的に全てなくなる
資産の没収貴重な資産は基本的に没収される
破産者登録一定期間信用情報機関に登録される
手続きの公開性手続きが公開されるため、プライバシーの配慮が必要
法的手続き法的な手続きで専門家の協力が必要

自己破産は、借金返済が完全に困難な状況で、再スタートを切るための選択肢です。

債務整理の役割

このような状況で、債務整理は重要な選択肢となります。

  • 借金の整理: 債務整理を行うことで、借金を整理し、返済計画を立てることができます。
  • 取り立ての停止: 債務整理を始めると、法律に基づいて取り立てがストップします。
  • 生活の再建: 債務を整理し、生活費を確保することで、新しい人生をスタートさせることができます。

借金の消滅時効とは

借金の消滅時効とは、一定の期間借金の返済がなされない場合、法的にその借金が消滅することを指します。消滅時効には、いくつかの重要なポイントがありますので、以下に詳しく解説します。

1. 消滅時効の期間

消滅時効の期間は、借金の種類によって異なります。一般的には以下のような期間が設定されています。

  • 消費者金融などの貸金業者からの借金:5年
  • クレジットカードの借金:10年
  • 契約によって定められた期間:契約書に記載

2. 時効の中断と中止

消滅時効は、特定の行為で中断されることがあります。主な中断事由は以下の通りです。

  • 債権者からの督促
  • 借り手の返済
  • 裁判の提起

時効が中断されると、時効期間が最初から始まります。

3. 消滅時効の利用

消滅時効が成立した後でも、債務者が借金を返す意思がなければ、自動的に借金が消えるわけではありません。債務者自身が消滅時効の権利を主張する必要があります。

4. 消滅時効の確認

消滅時効の確認は専門的な知識が必要な場合が多いため、弁護士や司法書士に相談することが推奨されます。

まとめ

債務整理は、借金の返済が困難になった際に、返済計画を立て直す方法です。

もう一度まとめると、以下のような主な方法が存在します。

  • 任意整理
    任意整理は、債務者が直接債権者と交渉して、返済額や回数を減らす方法です。弁護士や司法書士の協力を得ることもあります。
  • 特定調停
    裁判所を通じて債権者と交渉する方法です。強制力がありますが、手続きが複雑で時間もかかります。
  • 個人再生
    債務者が生活を維持しながら借金を減額し、再スタートを切る制度です。裁判所の許可が必要で、財産の一部を手放すこともあります。
  • 自己破産
    全ての借金を無効にする最終手段です。財産を処分し、新たな借金の契約が一時的に困難になります。

債務整理の方法は多岐にわたり、それぞれの方法には特有の特徴と適用条件があります。自身の借金の状況や生活状態に最も適した方法を選ぶためには、弁護士や司法書士との相談が重要です。

この記事の監修者

債務急済運営事務局のアバター
債務急済運営事務局

株式会社WEBYの債務急済運営事務局。全国400以上の弁護士・司法書士のWEBマーケティング支援に従事。これまでに法律ジャンルの記事執筆・編集を1000記事以上担当。WEBコンサルやHP制作、SEO対策、LMC(ローカルマップコントロール)など様々な支援を通じて法律業界に精通。これらの経験を基に債務整理の際に必要な情報や適切な弁護士・司法書士を紹介している。

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