アヴァンス法務事務所 大阪本店
2024.05.28 2024.05.28 更新
私は独身時代からキャッシングで頻繁にお金を借りていました。結婚後もそれは変わらず、お小遣いが足りなくなると、時々キャッシングを利用していました。しかし、返済に困るほどの金額ではありませんでしたし、念願のマイホームも購入し順風満帆な日常を送っていました。
平穏な日常が崩れ始めたのは、結婚してから10年ぐらい経った頃でした。妻の不倫が発覚し離婚することになりました。この一件がショックで、気を紛らわせるために散財を繰り返してしまいました。
さらに同じ頃、会社の経営方針が急に変わり、退職を余儀なくされました。その後の転職活動も上手くいかず、精神的に不安定だった私は、高級車や高級時計などの無謀な浪費を止めることができませんでした。その後、車や時計はすぐに売りましたが、それでもローンの返済が残りました。
返済のための借金を重ね、生活費が足りなくてまた借りる。こんなことを繰り返しているうちに、気がつくといつしか借金が800万円にも膨れ上がっていました。
「マイホームだけはどうしても残したい」と思い、相談させていただきました。
最初は任意整理での解決を検討したのですが、借金の金額の多さから、仮に今後の利息が免除されたとしても、返済を継続していくことは困難だ、という判断をいただきました。
次に、個人再生の住宅資金特別条項を利用する方法を検討しました。個人再生によって減額された返済額と、住宅ローンの両方の返済を継続できそうか検討しました。その結果、今後は倹約に努めていただき、支出をできるだけ抑えて生活できれば返済を継続できる見通しでした。
そこで、個人再生の手続きを進めることになりました。
総額800万円、月々14万円の返済は、アヴァンスにご相談、個人再生の手続きの後におよそ650万円の減額に成功しました。総額は160万円ほどになり、月々45000円ほどの返済しています。
精神的に不安定だったとはいえ、今では安易な借り入れに頼ってしまった自分が情けなく思えます。
離婚と失業による急激な環境の変化から、精神的に不安定になっていました。しかし、安易な借り入れに頼り、散財を繰り返してしまったのは私の責任です。このような事態を招いてしまい、債権者の方々には多大なご迷惑をおかけしてしまったと猛省しております。現在は倹約に努め、支出をできるだけ抑えるようにしております。職場の付き合いも最低限に抑え、地に足をつけた生活を営み、債権者の方々へ少しでも返済をしていきます。
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