COLUMN

信用情報を確認するには?指定信用情報機関(CIC・JICC・KSC)の開示手順を解説

2026.03.312026.03.31 更新

クレジットカードやローンの審査に落ちたとき「自分の信用情報に問題があるのでは」と不安になった経験はありませんか。

過去の延滞や債務整理の記録がいつまで残るのか、どこに問い合わせればよいのかわからず、次の行動に踏み出せない方は少なくありません。

実は「ブラックリスト」という名簿は存在せず、信用情報の仕組みを正しく理解することが解決の糸口になります

この記事では、CIC・JICC・KSCそれぞれの対象範囲と選び方、スマホや郵送での開示手順をわかりやすく解説します。

こんな人におすすめの記事です。

  • クレジットカードやローンの審査に落ちて、自分の信用情報を確認したい人
  • CIC・JICC・KSCの違いがわからず、どこに開示請求すべきか迷っている人
  • 過去の延滞や債務整理の記録がいつ消えるのか知りたい人
  • 住宅ローンや自動車ローンの審査前に、事前に信用情報を確認しておきたい人

記事をナナメ読み

  • 信用情報機関はCIC・JICC・KSCの3つがあり、利用サービスに応じて請求先を選ぶ
  • 延滞や任意整理の異動情報は完済から5年、自己破産はKSCで最長7年残る
  • 開示請求は審査に影響せず、スマホから結果を確認できる機関もある
  • 報告書では「異動」の有無と入金状況欄の記号をまず確認する
  • 異動情報が消えた後も、少額のカード利用などで返済実績を積んでおくと安心
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信用情報とは|ローンやクレジットの審査で見られる内容

信用情報の内容と審査で見られる項目

信用情報とは、お客様のクレジットカードやローンの申込み・契約・返済状況などを信用情報機関が記録・管理したデータです。金融機関は審査の際、この記録をもとに申込者の返済能力を判断します。

登録される主な項目や、審査で重視される異動記録の意味について、以下の順で整理します。

  • 登録される情報は本人情報・契約内容・金額情報・返済状況
  • 審査で最も重視されるのは支払状況欄の異動記録
  • ブラックリストという名簿は存在しない

審査時に何を見られているか把握しておくと、開示請求で確認すべき項目が明確になります。

登録される情報は本人情報・契約内容・金額情報・返済状況

信用情報に記録される項目は、大きく分けて本人情報・契約情報・金額情報・返済情報の4つです

分類主な項目内容
本人情報氏名・生年月日・住所申込時に届け出た個人情報
契約情報契約日・契約の種類カードローン・割賦販売など契約形態
金額情報貸付金額・残債額当初の借入額と現在の残高
返済情報支払状況・入金履歴毎月の返済結果と異動の有無

金融機関は申込みを受けた直後に信用情報機関へ照会し、提供された項目を一括で確認します。

複数の契約がある場合、それぞれ独立した記録として登録される点も押さえておいてください。自身の記録に誤りがないか、開示請求で一度確認しておくと安心できます。

審査で最も重視されるのは支払状況欄の異動記録

開示報告書の中で審査担当者が真っ先に確認するのは、支払状況欄に「異動」の文字があるかどうかです。異動とは、返済上の重大なトラブルが発生した事実を示す記録を指します。

異動の種類内容
長期延滞61日以上または3ヶ月以上の延滞
債務整理任意整理・自己破産・個人再生
代位弁済保証会社が本人に代わって返済を行った状態

異動が1件でも記録されていると、新規のカード発行やローン審査はほぼ通りません。年収や勤続年数がどれほど良好でも、返済リスクが高いと判断されるためです。

この状態は俗に「ブラック」と呼ばれ、完済や手続き完了から5年〜7年にわたり記録が残ります。自身の信用情報に異動があるかどうかは、開示請求で確認してください。

ブラックリストという名簿は存在しない

「ブラックリスト」という名前の名簿は、どの信用情報機関にも存在しません。信用情報の支払状況欄に「異動」が記録された状態を指す俗称として使われています。

長期延滞や債務整理の事実が登録されると審査通過が極めて難しくなるため「ブラック」と呼ばれるようになりました。

名簿に載っているかではなく、自身の信用情報に異動の記録があるかどうかが重要です。

自分はブラックではないかと不安を感じている方は、開示請求で異動欄を確認するのが確実な方法です。実際の記録を自分の目で確かめれば、完済を急ぐか、異動情報が消える時期を待ってからローンに申し込むか、判断しやすくなります。

【専門家の回答】身に覚えがないのにローン審査で不可解な条件がついた事例

専門家プロファイルでは、不動産コンサルタントの真山英二さんが、住宅ローン審査と信用情報に関する質問に回答しています。

質問
先日こちらで質問をさせていただき、住宅の購入を決め主人の名前で事前審査の申し込みをしました。条件付でOKが出ました。

条件なんですが、(某住所(●●県●●市●●3丁目)に住んでいたことがある場合は貸し出しできない。)という物でした。

現在ではありませんが、5年程前に主人が一人暮らしをしていたことのある場所と一致します。

今まで、ローンやクレジット等の返済の遅延や未納等は一切ありません。キャッシングや、消費者金融などでの借り入れも全くありません。

フリーターをしていた時期と重なるため、税金の支払い等が忘れていて遅れたことがあるかもしれない・・と言っていますが、未納等はありません。

家族や友人等に名義を貸したことも無く、理由が全く分かりません。

住所(3丁目)まで合っているので、他人だとは思いがたいのですが、本当になにも思い当たることがありません。

今回もふくめてこれから先、いつもこれに引っかかってしまうのは困るので、何とかしたいと思っています。

こういった場合の原因は何が考えられますでしょうか?
回答(要約)
金融機関はローン審査の際に個人信用情報を参照します。今回のケースでは、過去に住んでいた住所で信用情報に何らかの問題が登録されている可能性が考えられます。原因として、同姓同名の他人の情報、ご主人が忘れている問題、あるいは身に覚えのない登録ミスなどが考えられます。まずは信用情報機関に本人開示請求を行い、ご自身の情報に間違いがないか確認することが重要です。もし問題がなければ、その開示情報を金融機関に提出しましょう。

引用:専門家プロファイル|住宅ローンの事前審査、条件付きについて。

このように、自分では気づかないうちに信用情報に問題が記録され、人生の重要な局面でローンが組めなくなるケースがあります。もし過去の借金や返済遅延に心当たりがあり、信用情報に不安を抱えているなら、専門家に相談するのが解決への近道です。当サイトでは、全国の弁護士・司法書士の中から債務救済のプロを探せます。相談無料初期費用0円で対応してくれる事務所も多いので、まずは気軽に現状を話してみませんか。

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信用情報を請求する信用情報機関の選び方

信用情報機関の選び方

信用情報の開示請求先は、CIC・JICC・KSCの3機関に分かれています。各機関は加盟する業態が異なるため、自身が利用しているサービスに応じて請求先を選ぶと安心です。

請求先を選ぶ際のコツは以下のとおりです。

  • CIC|クレジットカードや割賦販売が主な対象
  • JICC|消費者金融やキャッシングが主な対象
  • KSC|銀行ローンやカードローンが主な対象
  • CRIN|CICの一部情報が共有されるネットワーク
  • 全機関|複数サービス利用者はすべてに請求が安全

自身の利用状況に近い機関から確認してみてください。

CIC|クレジットカードや割賦販売が主な対象

CICは、クレジットカード会社や信販会社、携帯電話会社など割賦販売に関わる企業が加盟する機関です

契約時にCICの名前を目にすることは少ないのですが、以下のサービスはすべてCICに登録されます。

  • クレジットカードの利用・支払い履歴
  • 家電や家具などのショッピングローン
  • スマートフォン端末の分割購入

カードを1枚でも持っていたりスマホを分割で買ったりした経験があれば、信用情報はCICに記録されています。カード会社はほぼ例外なくCICの加盟会員であり、審査時に参照するため、審査に落ちた場合はまず確認すべき機関です。

参照:CIC|CICが保有する信用情報

JICC|消費者金融やキャッシングが主な対象

JICCは、消費者金融や信用保証会社などが加盟する信用情報機関です。消費者金融からの借入やキャッシング、カードローンの利用履歴が集中的に登録されています。

消費者金融の利用経験がある方は、JICCへの開示請求で延滞や債務整理の履歴が消えたかを確認できます。スマホアプリから申し込めば、1〜3営業日で結果を確認可能です。

以下に該当する方は、JICCへの開示請求で情報を確認しておきましょう。

  • 消費者金融から借入した経験がある
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用したことがある
  • 過去の借入が完済済みかどうか記録上で確認したい

消費者金融との取引履歴が気になる方は、まずJICCへの開示請求から始めてみてください。

参照:JICC|信用情報の確認

KSC|銀行ローンやカードローンが主な対象

KSCは、銀行や信用金庫、農協などが加盟する信用情報機関です。以下のような契約・返済情報が登録されています。

  • 住宅ローン
  • 自動車ローン
  • 銀行カードローン

住宅ローンの審査では銀行が直接KSCを照会するため、申込前に自身の登録状況を確認しておくと安心でしょう。

KSCの開示請求はインターネットまたは郵送での対応となります。申請書類の郵送から結果の返送まで1〜2週間かかるため、ローン申込直前に動き出すと間に合わない場合があります。ローンを検討し始めた段階で、余裕を持って開示請求を済ませておくのが安心です。

参照:全国銀行個人信用情報センター|本人開示の手続き

CRIN|CICの一部情報が共有されるネットワーク

CIC・JICC・KSCの3機関は、CRIN(クリン)というネットワークを通じて、延滞などの情報や本人申告情報の一部を交流しています。そのため、CICに登録された延滞情報が、一定の条件のもとでJICCやKSCにも参照されることがあります。

ただし、共有される情報の範囲や保存期間は、情報の種類や各機関の取扱いによって異なります。詳細は各信用情報機関で個別に確認する必要があります。登録内容に誤りがある場合は、情報を登録した金融機関への問い合わせが必要です。

参照:CIC|信用情報の交流

全機関|複数サービス利用者はすべてに請求が安全

クレジットカードや消費者金融、銀行ローンを併用している方は、3機関すべてに開示請求するのが確実です。CRINで一部の情報は共有されていますが、契約の詳細はそれぞれの機関でしか確認できません。

複数サービスを利用中の方は、以下の流れで進めるとスムーズです。

  • CIC・JICC・KSCそれぞれの開示請求ページへアクセスする
  • 3機関分の本人確認書類と手数料を用意しておく
  • 届いた開示報告書を並べて異動情報の有無を照合する

3機関分の手数料を合計しても数千円程度で済むため、迷った場合はすべてに請求しておくのが確実です。

【専門家の回答】住宅ローン審査落ちの原因は?CIC以外の信用情報機関も確認しよう

専門家プロファイルでは、住宅ローンの本審査に落ちたものの、CICの信用情報には問題が見つからず困っている方の質問に、不動産コンサルタントの真山 英二さんが回答しています。

質問
SBI住宅ローンにて今年5月頃に仮審査依頼を実施し、留保の回答をいただきました。その際は土地や建物の詳細がわからないため本審査して欲しいとのことでした。本審査を7月に実施し、SBIからは音沙汰なく、工務店からは問題無いとの連絡でしたが、今月いきなり融資不可との連絡がありました。

工務店、SBIの担当からは問題無いだろうとのことだったため、 審査に落ちることを想定もしておらず、非常に焦っております。 条件は以下の通りです。

・土地+住宅総費用:5,000万 ・自己資金:2,200万(うち1,000万は親の援助) ・借入額:2,800万(建物のみ。土地分は現金で購入済みでその旨連絡済み) ・返済プラン:フラット35Sエコ 金利Aプラン 20年返済 ・年齢:34歳(妻34歳、子供2歳、0歳) ・年収:650万(妻は専業主婦) ・勤続年数:2008年に一部上場企業に転職、5年目 ・車のローン等借入なし

工務店からもSBIの担当からも理由がわからないとのことだったため、 CICに信用情報の開示請求を行いました。 その結果、やはり延滞等影響しそうな事柄は記載されておりませんでした。 ただ、

・スマートフォンの機種代金を月々の携帯料金に含める形で支払いしており、 割賦支払い扱いになっていた。(毎月割で実質ローンを組んでいる意識はなし) ・クレジットカードの枚数が4枚と少々多い(使用しているのは2枚程度)

気になったのは上記ぐらいなのですが、スマートフォンの残金を一括で支払う、クレジットカードの枚数を減らす等対策したほうが良いでしょうか? その際、CICへの情報更新はすぐには行われないと思いますので、 何か手を打った方が良いのでしょうか?

工務店からは他のフラット取り扱い会社なら通るかもしれないため、 フラットと地銀等並行して審査を行いたいとの連絡を受けています。

お手数ですがアドバイスをお願いいたします。
回答(要約)
住宅ローンの審査ではCIC・JICC・KSCの3機関全てが参照されます。ご自身のCIC情報に問題がなくても、他の機関に履歴が残っている可能性があります。実際に、CICは問題なくてもKSCに問題があったケースも存在します。まずは残り2機関の情報も開示して確認してみてください。それでも問題がなければ、同姓同名の方と情報が混同されている可能性も考えられます。3機関全てで問題ないことを証明する記録を添え、別の金融機関へ申し込むことを検討しましょう。

引用:専門家プロファイル|フラット35 本審査でNGとなりました

予期せぬローン審査落ちやご自身の信用情報に不安を感じる状況は、精神的にも大きな負担となります。もし信用情報に問題が見つかり返済にお困りの場合は、一人で抱え込まずに専門家の力を借りるのが解決への近道です。全国の弁護士・司法書士が対応しており、相談無料、初期費用0円から始められる事務所もあります。まずは気軽にあなたの状況を話してみませんか。

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異動情報の削除までの期間

信用情報の異動情報が削除されるまでの期間

異動情報が削除されるまでの期間は、情報の種類や登録されている機関によって異なります。削除期間の起算点も完済日や官報掲載日など種類ごとに違うため、正確な理解が必要です。

異動情報の削除時期について、以下の3パターンを整理します。

  • 延滞は完済日から5年で削除される
  • 任意整理は完済から5年で削除される
  • 自己破産・個人再生は機関ごとに削除時期が異なる

自身の状況に合わせて、削除時期の目安を確認しておくと安心です。

延滞は完済日から5年で削除される

延滞の異動情報が消えるタイミングは、延滞を始めた日ではなく完済した日から5年後です。たとえば2026年3月に残債をすべて返済した場合、削除されるのは2031年3月頃になります。

CIC・JICC・KSCいずれの機関でも、延滞の異動情報は契約終了(完済)から5年で削除されるルールで共通しています。

住宅ローンやカードの審査を考えている方は、完済日を正確に把握したうえで5年後まで待つのが安全です。「もう消えただろう」と早めに申し込んで審査に落ちると、その照会履歴が半年間残り、次の審査にも響きます。

参照:CIC|CICが保有する信用情報

任意整理は完済から5年で削除される

任意整理の異動情報も、CIC・JICCともに完済から5年で削除されます

任意整理を開始した日ではなく、すべて返済し終えた日が起算点になる点には注意してください。

任意整理では通常3〜5年かけて分割返済を続け、その完済日からさらに5年間異動情報が記録されるため、手続き開始から実質8〜10年ほど記録が残る計算になります。

JICCでは契約終了後5年以内に削除される仕組みです。一方、KSCには任意整理の登録区分がありません。銀行ローンの利用者であっても、任意整理の情報が直接記録されるわけではない点が自己破産との大きな違いです。

参照:JICC|信用情報の内容と登録期間

自己破産・個人再生は機関ごとに削除時期が異なる

自己破産や個人再生の異動情報は、登録されている機関によって削除時期が異なります

KSCでは破産手続の開始決定等を受けた日から最長7年間、記録が残ります。KSCは銀行などが加盟する機関のため、住宅ローンの審査に直結する点に注意してください。

一方、CICやJICCでは免責確定日から5年程度で削除されます。そのため、CICから情報が消えたタイミングでカード審査に通っても、銀行ローンだけは通らないケースが起こり得ます。

機関自己破産個人再生
CIC免責確定から5年5年
JICC免責確定から5年5年
KSC手続の開始決定等から7年手続の開始決定等から7年

CICから情報が消えたタイミングでカード審査に通っても、KSCに記録が残っている間は銀行系のローン審査に通らないケースがあります。銀行ローンを検討している方は、KSCの削除時期を基準にスケジュールを立ててください。

参照:全国銀行個人信用情報センター|センターの概要

【専門家の回答】異動情報が削除されれば住宅ローンは組める?

専門家プロファイルに寄せられた、過去に債務整理を経験した夫が将来住宅ローンを組めるのかという質問に対し、ファイナンシャルプランナーの渡辺行雄さんが回答しています。

質問
36歳主婦です。夫が過去に多重債務でブラックリストにのっていた事実が発覚しました。債務整理をし、あと4年でブラックリストからは消えると言っておりますが、果たしてブラックリストから消えたら将来ローンを組むことは可能でしょうか?

夫は債務整理をした銀行からはローンは組めないが、それ以外の銀行からは大丈夫だと言っています。

ちなみに夫の仕事先は一応大手で勤続13年、年収は530万円、貯金はいまのところ、家のお金としては、全くない状態で、これから頑張って貯金しようと計画しております。ちなみに私の結婚前の貯金は2500万円あります。いざとなれば、それを出そうと思っております。

将来ローンは組めるでしょうか?
回答(要約)
夫の信用情報から履歴が消えれば、住宅ローンを組むことは可能です。ローンを申し込む前に、ご自身で信用情報を照会しておくと安心でしょう。また、質問者様の貯金を頭金の一部に充てることで、申し分のない金額となり、無理のない返済プランを立てられます。将来の住宅購入に向けて、今から計画的に準備を進めていくことが大切です。

引用:専門家プロファイル|ブラックリスト。

異動情報がいつ消えるのか、その後にローンが組めるのかなど、信用情報に関する不安は尽きないものです。一人で悩まず、債務整理や借金問題の専門家に相談してみませんか。全国の弁護士・司法書士があなたの状況に合わせた最適な解決策を提案してくれます。相談無料、初期費用0円で対応してくれる事務所も多いため、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

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信用情報の開示請求に必要な手順【3STEP】

信用情報の開示請求の手順

信用情報の開示請求を完了するまでの具体的な流れは、以下の3つです。

  1. 本人確認書類を用意する
  2. 申込方法を選んで手数料を支払う
  3. 開示結果を受け取る

事前に流れを把握しておけば、初めての方でも迷わず手続きを進められます。

STEP1. 本人確認書類を用意する

開示請求では、本人確認書類を事前に揃えておくことが最初の作業です

期限内の書類でなければ受理されないため、手元にある書類の期限を確認してください。

機関顔写真あり顔写真なし
CIC1点でOK2点必要
JICC1点でOK2点必要
KSC1点でOK2点必要

顔写真付きの書類としては、運転免許証やマイナンバーカードなどが使えます。顔写真付きの書類がない場合は、2種類を組み合わせて提出します。なお、JICCのスマホアプリではマイナンバーカードによる本人確認が必須です。

マイナンバー通知カードは本人確認書類として使えない点に気をつけてください。受付可能な書類は各機関で異なり変更される場合もあるため、申込前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。

参照:CIC|インターネットで開示する

STEP2. 申込方法を選んで手数料を支払う

各機関でスマホ(Web・アプリ)と郵送の2通りの申込方法があり、手数料や所要日数は方法によって異なります。自分に合った方法を選んだうえで手数料を支払ってください。

申込方法手数料所要日数の目安
CIC(スマホWeb)500円即日
CIC(郵送)1,500円10日前後
JICC(アプリ受取)700円1〜3営業日
JICC(郵送)2,177円1〜2週間
KSC(インターネット)1,000円1〜2週間
KSC(郵送)1,679〜1,800円1〜2週間

郵送の場合はコンビニでの利用券購入や定額小為替での支払いが必要なため、上記の手数料に加えて発券手数料や定額小為替の発行手数料が別途かかる場合があります。

手数料は改定される場合もあるので、実際の支払総額は各機関の公式サイトで確認してください。

参照:CIC|インターネットで開示する

参照:JICC|信用情報の確認

参照:全国銀行個人信用情報センター|本人開示の手続き

STEP3. 開示結果を受け取る

開示結果の受け取り方は、申し込んだ機関と方法によって大きく変わります。CICのスマホ申込なら、手続き完了後すぐにWeb画面上で結果を確認でき、ダウンロードも可能です。

JICCも専用アプリから申し込めば、結果はアプリ内で表示されます。

KSCはインターネット開示の場合は画面上で確認でき、郵送の場合は申込から届くまで1〜2週間が目安です。

万が一紛失した場合は再度請求が必要になるため、届いたらコピーを取っておくと安心です。今すぐ確認したい方は、即時表示に対応しているCICから始めてみてください。

【専門家の回答】信用情報に異動記録が残っている場合の住宅ローン審査

専門家プロファイルでは、ファイナンシャルプランナーの渡辺行雄さんが、過去の借金による信用情報と住宅ローン審査に関する相談に回答しています。

質問
現在住宅の購入を検討しており、住宅ローンの事前審査についてお聞きしたいことがあります。

主人が結婚前に消費者金融で数万円の借入れをして、それが債権回収業者へ渡るまで返済を怠った経歴があり (発覚した時には時効が成立していましたので、債権回収会社とやりとりをして時効の援用が成立しています。) 現在CICの記録に消費者金融の異動がついている状態で、その保有期間は令和2年8月末日となっています。 JICCの方ではすでに保有期限を過ぎているようでそのようなネガティブな情報の登録はありません。

そこで、9月以降に住宅ローンのチャレンジをしたいのですが一つ気になることがあり、躊躇しております。 それは、CICにまだ記録が残っている昨年11月ごろに、どうしても気になる物件があり、ダメ元である某地方銀行へ事前審査をしてしまったのです。当然否決され、その銀行には異動情報があることがバレてしまったと思うのですが、以後、異動情報が消えた時にその銀行以外で審査を通せばいいと思っておりました。 しかし、否決後に念のため信用情報を開示しますと、開示の履歴にその地方銀行の保証会社と”全国保証株式会社”からの開示履歴が残っておりました。 全国保証株式会社とは、多くの銀行が提携している保証会社ですよね? この場合、CIC上から異動情報が消えたあとでも、再度別銀行に申請を行った際、その銀行が全国保証と提携していた場合に 全国保証の社内で異動情報が記録されており、また否決される可能性が高いでしょうか? やはりどの銀行も全国保証株式会社を使っていりことが多いですか? また、このような場合に何か最善の手立てはありますか?
回答(要約)
多くの銀行が利用する全国保証株式会社は、住宅ローン審査でよく関わります。そのため、再度住宅ローンに申し込む前には、ご自身で改めて信用情報を取り寄せ、異動情報が消えているかを確認することが重要です。金融機関による与信審査は避けられないため、まずはご自身でできることを行い、その上で判断することが最善策だとアドバイスしています。

引用:専門家プロファイル|住宅ローン事前審査の再チャレンジについて

過去の借金問題が原因で信用情報に記録が残り、住宅ローンの審査など将来の計画に不安を感じる方は少なくありません。このような複雑な状況では、一人で悩まず専門家に相談することが解決への第一歩です。債務救済に詳しい専門家なら、あなたの状況に合わせた最善策を提案してくれます。当サイトでは、全国の弁護士・司法書士を掲載しており、多くは相談無料、初期費用0円から対応可能です。まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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開示報告書で確認すべき項目と記号の意味

信用情報の開示報告書で確認すべき項目

開示報告書が届いても、見慣れない記号が並んでいると状態を正しく判断できません。報告書で優先的にチェックすべき項目は、以下の3つです。

  • 返済状況欄|異動の有無を最優先で確認する
  • 入金状況欄|$・P・Aの記号で月別の支払結果を読む
  • 残債額・貸付額欄|登録内容に誤りがないかを照合する

報告書を手元に用意して、順番に確認してみてください。

返済状況欄|異動の有無を最優先で確認する

報告書を開いたら、真っ先に返済状況欄を探してください。ここに「異動」と記載されていれば、延滞や債務整理などの事故情報が現在登録されている状態です。

記載がなければ、ひとまず問題ありません。

金融機関の審査担当者も最初にこの欄を見て可否を判断するため、優先度が高い項目です。

異動の表示があった場合は、異動の種類や発生日をあわせて読み取ります。完済日が記載されていれば、そこから5年が削除の目安です。

入金状況欄|$・P・Aの記号で月別の支払結果を読む

入金状況欄には、直近24ヶ月分の支払結果が1ヶ月ずつ記号で並んでいます。審査担当者はここを見て毎月きちんと払えているかを判断します。

記号意味審査への影響
$請求通りの入金問題なし
P一部だけ入金マイナス評価
A未入金(入金なし)大きなマイナス

$が24ヶ月すべて並んでいれば、支払い実績は良好です。PやAが混じっている場合は、直近の状態が注目されます。

過去にAがあっても直近が$で埋まっていれば、返済状況が改善していることは読み取れます。ただし、異動情報が残っている間は審査通過が難しい点は変わりません。

参照:CIC|信用情報開示報告書の見方

残債額・貸付額欄|登録内容に誤りがないかを照合する

残債額・貸付額欄には、契約ごとの借入金額と現在の残高が記載されています。手元の契約書や返済明細と照合し、金額が一致しているか確認しておくと安心です。

審査では各契約の残債額の合計が返済負担として評価されます。貸金業法の総量規制により、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超えている場合は新規の借入ができないため、現在の借入総額を把握しておくことが重要です。

なお、金融機関からの情報反映には1〜2ヶ月かかる場合があるため、直近の返済や繰上返済の結果がすぐに反映されていないこともあります。金額に明らかな食い違いがある場合は、まず情報を登録した金融機関に問い合わせてください。

【専門家の回答】過去の信用情報にAやPの記号があっても住宅ローンは組める?

専門家プロファイルでは、ファイナンシャルプランナーの渡辺行雄さんが、過去の信用情報にある記号が原因で住宅ローン審査に不安を感じている方の質問に回答しています。

質問
住宅ローンについて。 この度、自己所有の土地に新築するに当たって夫婦の収入合算住宅ローンを組む予定です。

夫37歳 一部上場企業の子会社に勤続4年で年収は 約380万円 妻は大手自動車ディーラーの販売会社に勤続2年半、年収は250万円。 子供は5歳と1歳です。

借り入れ予算は頭金200万とは別に3000万円程度を予定していて、ハウスメーカーの担当方は比率的に問題無いと言われました。 ただ、夫の過去情報に不安を感じています。

全銀協の開示報告書には8年前と9年前の証貸とカードローンが完了で記載されています。 しかしCICの方で5件の情報のうち、状況は全て完了になっていますが、1件だけ [契約年月日]H17年11月3日 ◆お支払いの状況◆ H18年11月3日現在の登録内容[残債額]0 で0123…とある1にA、2と4にPがついています。 [終了状況]は完了になっています。

話しが長くなってしまいましたが、5年前の情報でも住宅ローンは難しいでしょうか?

現在は夫婦共に借り入れはありませんし、クレジットカードは妻名義の1枚(キャッシング枠無し)のみです。

無知で申し訳ありませんが宜しくお願いします。
回答(要約)
住宅ローン審査では過去5年間の信用情報が確認されるため、ご主人の記録も審査対象になります。記載されている記号が審査にどう影響するかは情報機関の基準によるため断言はできません。しかし、ご自身の記憶の中で過去に支払いの遅延や滞納といった問題がなければ、審査に通る可能性は十分にあるでしょう。

引用:専門家プロファイル|住宅ローン審査について

開示報告書に記載された見慣れない記号や過去の記録を見て、ご自身の状況に不安を感じる方は少なくありません。もし過去の借金が原因で新たな借り入れが難しい場合や現在の返済そのものにお困りの場合は、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。全国の弁護士・司法書士があなたの状況に合わせた最適な解決策を提案してくれます。多くの事務所では相談無料、初期費用0円から対応しているため、まずは気軽に現状を話してみることをおすすめします。

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【まとめ】債務整理や借金問題は早めに専門家へ相談を

信用情報の確認方法まとめ

この記事では、信用情報の仕組みとCIC・JICC・KSCへの開示請求方法について解説しました

開示請求は審査に影響せず、スマホから結果を確認できる機関もあります

延滞や債務整理の異動情報は完済から5年、自己破産はKSCで最長7年残るため、ローン申込のタイミングを判断するためにも早めの確認が大切です。

異動情報が消えた後も、少額のカード利用などで返済実績を積んでおくと安心です。

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この記事の監修者

この記事に関係するよくある質問

代理人による開示請求は認められますか?
3機関とも、代理人による開示請求に対応しています。任意代理人と法定代理人で必要書類が異なるため、自身の状況に合った準備を進めてください。 CICでは、本人が依頼した家族や弁護士などの任意代理人による郵送開示が可能です。 JICCも委任状と本人確認書類があれば、任意代理人が郵送で請求できます。 KSCは法定代理人(親権者、後見人など)による開示請求に対応しており、戸籍謄本など本人との関係を証明する公的書類が必要です。
開示請求するとローン審査に悪影響が出ますか?
本人による開示請求がローン審査に悪影響を与えることはありません。 本人が開示請求した履歴と金融機関が審査のために照会した履歴は、別区分で記録されます。金融機関が参照するのは審査用の照会記録だけで、本人開示の履歴は判断材料に含まれていないためです。 審査前に自身の信用状態を正確に把握できる点が、開示請求のメリットです。
開示したことが家族や勤務先に知られますか?
開示請求した事実が家族や勤務先に伝わる仕組みは、どの機関にも存在しません。信用情報機関から第三者へ通知が送られることは一切ないため、安心して手続きを進められます。 スマホ開示でマイナンバーカード認証を利用すればアプリ上で完結し、自宅に郵便物が届かないため、プライバシー面も安心です。ただし、JICCでマイナンバーカードを使わずに申し込んだ場合は、結果が本人限定受取郵便(簡易書留)で届きます。
異動情報が消えればすぐ審査に通りますか?
異動情報が削除されればマイナス評価はなくなりますが、すぐに審査へ通るとは限りません。削除直後は利用履歴が少ない「スーパーホワイト」の状態では、返済能力の判断材料が不足しがちです。そのため、金融機関によっては審査が慎重になります。 ただし、年収や勤続年数など他の条件が良好であれば審査を通過できる可能性もあります。少額のカードを作り、毎月の支払いを続けるなどの実績づくりも有効な方法です。
登録されている情報が間違っていた場合の対処法は?
情報を登録した金融機関(クレジットカード会社やローン会社など)に問い合わせてください。金融機関が調査して、誤りが確認されれば信用情報機関へ訂正の報告がなされます。 金融機関に問い合わせても解決しない場合、各信用情報機関に調査を依頼できます。 調査には時間がかかることがあるため、ローン申込を予定している場合は早めに対応を進めておくと安心です。

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