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任意整理

2023.10.112023.11.06 更新

借金の重圧に苦しんでいると、心のどこかで「任意整理をすれば、もう少し楽になれるかも?」という思いがよぎること、ありますよね。
しかし、そんな時、新たな疑問が浮かんでくることも。

それは、
「任意整理をしたら、今持っているクレジットカードはどうなってしまうのだろう?」
というもの。この疑問、実は多くの方が抱えている共通の悩みなのです。

この情報を手にすることで、あなたも任意整理の判断をより明確に、そして安心して進めることができるようになるでしょう。任意整理という選択が、あなたの金融生活にどんな影響をもたらすのか。その答えを知ることで、より良い未来のための第一歩を踏み出す勇気が湧いてくることでしょう。

任意整理とクレジットカードの基礎知識

「クレジットカード」とは?

クレジットカードは、現金を持ち歩くことなく、商品やサービスの購入を可能にする電子的なカードです。特定の金額の上限内で、使用者は後日まとめて支払うことができます。

クレジットカードの特徴

  • 後払い: 購入した月の翌月や翌々月にまとめて支払うシステム。
  • クレジット枠: カード発行会社が設定する、使用可能な金額の上限。
  • リボルビング払い: 分割で少額ずつ返済する方法。利息が発生します。
  • ボーナス払い: 一定の期間ごとにまとめて支払う方法。

注意するポイント

  1. 過度な使用: クレジットカードの過度な使用は借金を増やす原因となる可能性があります。
  2. 支払いの遅延: 期限内に支払いができない場合、遅延金や利息が発生します。
  3. リボルビング払いの利息: 利息が積み重なると、本来の金額よりも多く返済することになる可能性があります。
  4. 任意整理との関連: クレジットカードの借金も任意整理の対象となります。任意整理を行うと、クレジットカードは使用できなくなることが多いです。

クレジットカードの利便性に引き寄せられ、予算を超えた使用をしないように気を付けましょう。月々の返済額や利息を確認し、計画的な返済を心がけることが大切です。

クレジットカードは適切に利用することで非常に便利なツールとなりますが、不注意による過度な使用は経済的な困難を引き起こすことも。計画的な使用と早めの相談を推奨します。

「ブラックリスト」とは

ブラックリストとは、金融機関や消費者金融が個人の信用情報を管理する際に用いる、信用に問題があると判断された人物の名前が記載されるリストのことを指します。このリストに名前が載ると、新しいローンやクレジットカードの申し込みなどが困難になります。

ブラックリストに載る主な理由:

  1. 多額の借金があり、返済が滞納している。
  2. 債務整理(任意整理、破産宣告など)を行った。
  3. クレジットカードの利用を乱用し、支払いが遅れた。

ブラックリストから名前を消すには?

  1. 時間経過:ブラックリストに載った後、一定期間(5年~10年)が経過すると、自動的に名前が消えることが一般的です。
  2. 全額返済:借入金を全額返済すると、信用情報機関にその旨が報告され、信用の回復につながります。
  3. 信用情報機関への問い合わせ:何らかの誤りでブラックリストに載ってしまった場合、直接信用情報機関に問い合わせ、訂正を求めることも可能です。

注意点

  • ブラックリストに載っている間は、他の金融機関からの借り入れが難しくなるため、日常生活に影響が出ることも。
  • 名前がリストから消えても、過去の信用情報が完全に消えるわけではないため、新規での借り入れや契約をする際は、過去の金融履歴を正確に伝えることが大切です。

ブラックリストに載ってしまうことは、金融上の活動に大きな制約をもたらします。しかし、適切な対応と時間の経過により、再び健全な金融活動を行うことが可能です。問題に直面した場合は、専門家や弁護士に相談することをおすすめします。

過払い金とは?

過払い金は、金融機関や消費者金融から借り入れた際、法律で定められた利息の上限を超えて支払った利息のことを指します。簡単に言えば、法的に許される以上のお金を支払ってしまった場合、その「過払い分」のことを「過払い金」と言います。この過払い金は、元々の債務者に返還されるべき金額となります。

過払い金が発生する背景には、以下のような要因があります。

  1. 利息制限法の変更2000年代初頭に利息制限法が改正され、貸金業者が取れる利息の上限が引き下げられました。それ以前に高い利息で融資を受けていた人は、過払い金が発生する可能性が高くなりました。
  2. 複利計算一部の消費者金融は、複利で利息を計算していた時期があります。これが適法でない場合、過払い金が生じることとなりました。
  3. 適切な説明の不足:金融機関が利息や返済の条件について、適切に説明していなかった場合も、過払い金が発生することがありました。

過払い金返還請求ができる可能性のある人とは?

では、具体的にどのような人が過払い金返還請求の対象となるのでしょうか。以下にその条件を示します。

  • 過去に高金利で借り入れをしていた人
    2000年6月以前は、年利29.2%以上が適用されるケースが多かった。そのため、この時期に借り入れを行っていた方は過払い金が発生している可能性が高い。
  • 何度も借り換え・ローンの組み替えをしていた人
    借り換えや組み替えの際に過払い金が発生するケースがあるため、過去にこれらの手続きを行っていた方もチェックが必要。
  • 消費者金融やクレジットカードからの借入れ経験がある人
    特に、大手ではない中小の金融業者からの借り入れがある場合、高金利での取り扱いが行われていた可能性が考えられます。
  • 長期間、同じ金額の返済を続けていた人
    長期にわたり同じ金額の返済を行っていた場合、金利計算上の過払いが発生している可能性があります。

過払い金が発生しているかどうかを知るには、以下のステップを踏むと良いです。

  1. 過去の取引履歴の確認:金融機関や消費者金融から、過去の取引履歴や返済明細を取り寄せます。
  2. 計算の実施:取り寄せた資料を基に、専門家や計算ソフトを使用して過払い金の計算を行います。
  3. 返還請求:計算の結果、過払い金が発生していることが確認できれば、該当する金融機関に返還を請求します。

もし、過払い金が発生している可能性があると感じた場合、早めに専門家(弁護士や司法書士など)のアドバイスを受けることをおすすめします。過払い金の請求には時効がありますので、適切なタイミングでの行動が求められます。

任意整理とは?債務整理との違いやメリット・デメリット

債務の返済に困っているとき、多くの人が考えるのが「債務整理」です。債務整理にはいくつかの方法がありますが、中でも「任意整理」は多くの人が選択する方法の一つです。しかし、任意整理とは具体的に何なのか、他の債務整理方法とどのように違うのかをしっかり理解してから、選択することが大切です。

任意整理とは?

任意整理は、債務者が直接または弁護士や司法書士を通じて、債権者との間で交渉し、返済の条件を見直す方法です。具体的には、返済金額の減額や返済期間の延長など、借金の返済条件をより緩和されたものに変更することができます。

債務整理との違い

  • 債務整理:これは、返済できない債務に対して、法的手続きを踏むことで解決を図る一般的な方法を指します。任意整理以外にも、自己破産、特定調停、民事再生などの方法があります。
  • 任意整理債務整理の中の一つの方法。特に法的手続きを経ることなく、直接債権者と交渉する点が特徴です。

メリット

  1. 返済額の減額:多額の借金を少ない額で済ませることが可能に。
  2. 金利のカット:過払い金が生じていれば、返還請求も可能。
  3. 手続きがスピーディ:法的手続きよりも迅速に解決することができる。
  4. 強制手続きの回避:差し押さえや競売などの強制手続きを避けることができる。

デメリット

  1. 信用情報への記載:信用情報機関に任意整理の事実が記載され、新たな借入れやクレジットカードの取得が困難に。
  2. 全ての債権者との合意が必要:一部の債権者が合意しないと、全体の返済計画が難しくなることがある。
  3. 公的な手続きよりも裁量が大きい:債権者との交渉によって、結果が大きく変わる可能性がある。

任意整理を選択する際は、その特性やメリット、デメリットをしっかりと理解した上で、自身の状況に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。必要に応じて専門家の意見やアドバイスも活用しながら、より良い選択をしてください。

クレジットカードの整理

未使用のカード

任意整理を検討している中で、未使用のクレジットカードにどのような影響が出るのか、気になる方も多いかと思います。任意整理のプロとして、未使用のクレジットカードについて説明します。

未使用のカードとは

未使用のカードとは、名前の通り、一度も利用したことのないクレジットカードを指します。発行後に一度も利用しないまま保持している状態です。

任意整理を行った場合の影響

  1. カード利用停止
    任意整理を申し立てると、未使用であってもカードの利用が停止されることが一般的です。カード会社は顧客の信用情報を確認し、任意整理を行っていると判断した場合、新たな取引のリスクを避けるために利用を制限します。
  2. 信用情報機関への登録
    任意整理を行った事実は信用情報機関に登録されます。未使用のカードであっても、持っているだけで情報が信用情報機関に共有される可能性があります。
  3. 新規カードの申し込み
    任意整理を行った後は、一定期間新しいクレジットカードを取得することが難しくなります。未使用のカードを持っていても、新しいカードの申し込み時に任意整理の事実が影響することがあります。

未使用のカードを持つメリット

  • 任意整理後の緊急時の利用
    未使用のカードは任意整理の対象とならないため、任意整理後の緊急時に利用することができる可能性があります。ただし、カード会社の方針や信用情報の影響で利用できない場合も考えられるので、注意が必要です。

任意整理を検討する際、未使用のクレジットカードも考慮する必要があります。任意整理の影響を受けるかどうか、また、今後のカード利用についてもしっかりと理解し、計画的に行動することが大切です。

任意整理の対象としたクレジットカード会社:クレジットカードを作れない可能性

任意整理を進めると、対象となったクレジットカード会社との関係に変化が生じます。それに伴い、将来的に新しいクレジットカードを作ることに影響が出る可能性が高まります。以下に、その理由と具体的な内容を詳しく説明します。

なぜクレジットカードが作れなくなるのか?

  1. 信用情報機関の登録:任意整理を行うと、信用情報機関に登録されることが一般的です。これにより、他の金融機関やクレジットカード会社があなたの信用情報を確認する際に、任意整理の履歴が見えてしまいます。
  2. 信用度の低下任意整理は、返済に困難を感じた結果として行われる手続きです。そのため、新たにクレジットを信用してもらうことが難しくなります。
  3. 会社の方針クレジットカード会社によっては、任意整理の経験がある人を審査対象外とすることもあります。

どのくらいの期間、クレジットカードが作れないのか?

  • 任意整理開始から5〜7年:信用情報機関に登録される期間は、任意整理完了後おおよそ5〜7年間です。この期間中は、新しいクレジットカードの取得が難しいとされています。
  • 信用情報のクリア:登録期間が経過すれば、任意整理の情報は信用情報機関から消去されます。しかし、それでも一部のクレジットカード会社は過去の任意整理の履歴を問題視することがあります。

対象としたクレジットカード会社との関係

任意整理の対象となったクレジットカード会社とは、一度信用関係が断たれてしまいます。そのため、その会社のクレジットカードを再度取得するのは、非常に難しいと言えるでしょう。特に大手のカード会社は、厳しい審査基準を持っているため、再取得は難しいケースが多いです。

任意整理を行うことで、信用情報に影響が出るため、新しいクレジットカードの取得が難しくなる可能性があります。しかし、任意整理は借金の問題を解決する大切な手段ですので、総合的に判断し、適切な選択をすることが重要です。

クレジットカードでの支払い方法の変更:携帯電話料金やインターネット料金・光熱費・保険料など

任意整理を検討または進行中の方は、クレジットカードを使用した支払いに注意が必要です。任意整理を行うと、多くの場合、クレジットカードが一時的に利用できなくなることがあります。そのため、携帯電話料金やインターネット料金、光熱費、保険料など、クレジットカードで自動引き落としにしている支払い方法を変更する必要が生じます。

なぜ変更が必要なのか?

  1. カードの停止:任意整理中や終了後に、クレジットカード会社がカード利用を一時停止することが一般的です。
  2. 信用情報の変動:任意整理を行ったことが信用情報機関に記録され、新しいクレジットカードの取得や既存のカードの更新が難しくなることがあります。

支払い方法の変更のステップ

  1. 確認:現在、クレジットカードでの自動引き落としになっている支払いをリストアップします。
  2. 変更:各サービス提供者の支払い方法変更ページや窓口を利用して、引き落とし方法を変更します。多くの場合、銀行口座の振替や、コンビニエンスストアでの支払い方法に変更可能です。
  3. 確認:変更後、数ヶ月は口座の引き落とし状況を確認し、問題がないかをチェックします。

注意点

  • 早めの手続きを心掛けることで、支払いの滞納や遅延を防ぐことができます。また、光熱費やインターネットなど、契約そのものの停止を防ぐことができます。
  • 一部のサービスでは、クレジットカード以外の支払い方法が用意されていない場合もあります。その際はサービス提供者に直接相談しましょう。

任意整理のプロセスを進める中で、日常生活の支払い方法の変更は煩わしいかもしれませんが、早めの対応でトラブルを未然に防ぐことができます。適切な情報とサポートを得ながら、計画的に進めていくことが大切です。

クレジットカード:任意整理で期待できる効果とは?

毎月の返済額が下がる

クレジットカードの支払いで困っている方、返済額が重いと感じる方に、任意整理は一つの解決策となり得ます。具体的には、以下のような効果が期待できます。

  1. 月々の返済額の軽減
    クレジットカードの利息や返済額が高い場合、任意整理を通じて返済額や利息を減少させることができる。金利が軽減される場合もある。
  2. 返済期間の変更
    長期間にわたって返済することで、毎月の返済額をさらに軽減することも可能。
  3. 総債務の減少
    借入額の一部を免除してもらうことで、総額を減らすことも選択できる。

任意整理を選ぶメリット

  • 借入金の減額や利息の軽減など、返済条件を自分の状況に合わせて変更できる。
  • 裁判所を介さず、弁護士や司法書士を通じて債権者と直接交渉するため、手続きが比較的スムーズ。
  • 適切に手続きを行えば、クレジット情報のダメージを最小限に抑えることが可能。

任意整理は、専門家のアドバイスやサポートを受けながら進めることがおすすめです。状況に応じて最適な方法を選び、金融の健全な生活を取り戻す手助けとして利用しましょう。

なぜ利息をカットできる?

任意整理は、債務者と債権者が話し合いの上で、返済内容や返済方法を変更する手続きのことです。特に、利息のカットや返済期間の延長が目指されることが多いです。クレジットカードの利息は、一般的に高めに設定されています。しかし、任意整理の手続きを進めることで、利息を減額またはゼロにすることができる場合があります。これは、債務者の返済能力に応じて調整されます。

  • 利息の軽減: 返済総額が大幅に減少することが期待できます。
  • 返済プランの再編: 月々の返済額や期間を再設定することができます。
  • 過払い金の返還: 過去に支払った過剰な利息の返還を請求できる場合があります。

クレジットカードの借金で悩んでいる場合、任意整理を考慮することで利息の負担を大きく軽減することが可能です。しかし、その後のクレジットカード利用に影響が出ることを理解し、慎重に判断する必要があります。

およそ5年以内に完済できるゴールが見える

クレジットカードの多重債務は現代の一般的な悩みとなっています。しかし、任意整理を進めることで元々の返済プランより短い期間、例えば5年以内の完済が目指せるケースも多くなっています。

任意整理での5年以内の完済を目指すポイント

  1. 返済能力の把握:まず、自分の月々の収入と支出をしっかりと把握することが大切です。
  2. 専門家との相談:任意整理の手続きは複雑です。専門家の助けを借りて、最適な返済プランを策定することが推奨されます。
  3. 返済計画の実行:策定された返済計画を着実に実行していくことで、5年以内の完済を現実的に目指すことができます。

任意整理を行った後は、一定期間クレジットカードの新規取得や、新たなローンの契約が難しくなることがあります。しかし、5年を目安に返済を完了させることで、その後の信用回復もスムーズに行うことができるでしょう。

クレジットカードの債務問題は深刻化する前に、早めの対処が求められます。任意整理を上手く利用し、明るい未来を手に入れるための第一歩を踏み出しましょう。

手続きが簡単で費用も安い

クレジットカードの借金を抱える人々にとって、任意整理は解決の1つの方法として注目されています。この方法は、多くの人々が考えるよりも手続きが簡単で、費用面でも有利な面があります。

クレジットカードにおける任意整理のメリット

  1. 手続きの簡単さクレジットカード会社と直接交渉するので、裁判所を通す手続きよりも迅速に進行します。
  2. 費用の安さ:多くの場合、弁護士や司法書士の費用が発生しますが、裁判にかかる費用よりも低価格で済むことが多いです。

任意整理を行うときのステップ

  1. 弁護士や司法書士に相談:まずは専門家に相談して、自身の状況を把握します。
  2. 交渉の開始:専門家がクレジットカード会社との間で交渉を開始します。
  3. 返済計画の策定:月々の返済額や返済期間など、新たな返済計画を策定します。
  4. 契約の変更:交渉が成立した場合、契約内容が変更されます。
  5. 返済の開始:新しい返済計画に基づき、返済を開始します。

費用に関する実際の例

アイテム費用
弁護士や司法書士の費用¥50,000 〜 ¥200,000
交渉費用¥10,000 〜 ¥50,000
その他の諸経費¥5,000 〜 ¥20,000
*上記の費用はあくまで一例であり、個別のケースや選ぶ専門家によって異なる場合があります。

結論として、クレジットカードの借金に困っている場合、任意整理は効果的な方法として考えられます。しかし、選択する前には専門家と相談し、正確な情報とアドバイスを得ることが重要です。

財産がなくならない

任意整理は、多くの借金を抱えた方が利用する、債務整理の手法の一つです。しかし、「任意整理を行ったらクレジットカードが使えなくなるの?」「財産を失うのでは?」といった不安を抱く方も多いでしょう。ここでは、そんな疑問や不安を解消します。

財産の心配は不要

任意整理を開始すると、現在持っているクレジットカードは基本的に使用停止となります。しかし、任意整理は、財産を失う手続きではありません。以下のポイントを理解しましょう。

  1. 任意整理の特徴
    債権者との間で、返済計画を再度組み直す手続きです。
    借金の一部を免除してもらったり、返済の猶予を得ることができます。
  2. 財産についての心配は不要
    任意整理では、財産を売却することを求められることはありません。ただし、破産手続きなど、他の債務整理の方法では、財産を失うリスクがあります。方法を選ぶ際は、その点を考慮する必要があります。

任意整理を行うことで、クレジットカードの使用は制限されますが、財産を失うことはありません。任意整理は、多額の借金に悩む方の力強い味方となる手続きです。正しい知識を持ち、専門家と相談することで、より安心して手続きを進めることができます。

任意整理とクレジットカード利用再開のコツ

信用情報が回復するのを待つ

任意整理をしたあと、クレジットカードの利用再開を希望する方は多いでしょう。しかし、信用情報の回復を待つ必要があります。
以下にその詳細を説明します。

信用情報の保持期間

任意整理の情報は、信用情報機関に一定期間保持されます。

  • 任意整理の情報: 約5年間

信用情報の回復までのステップ

  1. 任意整理完了後: 任意整理が完了したら、まずはその情報が信用情報機関に登録されることを確認しましょう。
  2. 情報の確認: 任意整理の完了から5年が経過したら、信用情報機関に自分の情報が削除されたかを確認します。
  3. クレジットカードの申し込み: 信用情報がクリアになったら、クレジットカードの申し込みをします。

クレジットカードを早く再開するためのヒント

  • 正確な情報の提供: 申し込み時には過去の任意整理の事実を隠さず、正確に伝えることが大切です。
  • ショッピングクレジットの利用: クレジットカードの再取得前に、小さなショッピングクレジットを利用して、返済実績を積むと良いでしょう。

最後に、信用情報がクリアになるまでの間は、経済的な管理をしっかりと行い、再び任意整理の必要が生じないよう心掛けることが大切です。

最新の信用情報を開示する

任意整理を行うと、一時的にクレジットカードの利用ができなくなります。しかし、ある一定の期間が経過すれば、クレジットカードの利用再開が可能となる場面もあります。以下、その際の信用情報の取り扱いや注意点を解説します。

信用情報機関とは

信用情報機関は、個人の信用情報を収集・管理する機関です。この情報は、金融機関が新しい契約や融資の際に参考にするものです。

  • 主な信用情報機関:CIC、JICCなど

任意整理後の信用情報

任意整理を行った場合、その記録は信用情報機関に登録されます。

  • 保存期間:通常5年
  • 内容:任意整理の事実、終了日、整理の対象となった金額など

クレジットカードの利用再開の条件

クレジットカードの利用再開には、以下の条件が一般的です。

  1. 信用情報の保存期間が経過すること。
  2. 定期的な収入があること。
  3. 任意整理後、新たな借入れや滞納がないこと。
  4. 必要な書類や最新の信用情報を提出すること。

利用再開の際の注意点

  • 保存期間が経過しても、すぐにクレジットカードが作れるわけではありません。
  • 再開後も、初めは限度額が低めに設定されることが多いです。
  • 一度拒否されても、別のカード会社を試す価値はあります。

最新の信用情報の開示方法

任意整理後のクレジットカードの申し込みや融資の際、最新の信用情報の提出が求められることがあります。

  • 方法:信用情報機関から「信用情報開示請求」を行い、取得
  • 費用:一部の機関では無料で開示が可能
  • 提出:カード会社や金融機関へ直接提出する

クレジットカードの利用再開は、慎重に行動を起こすことが大切です。信用情報の正確な理解と、再び経済的な困難にならないように注意を払いましょう。

デビットカードやプリペイドカードを活用する

任意整理を行った後、クレジットカードの利用が制限されることが一般的です。しかし、日常生活において、クレジットカードの代わりとなる支払い手段が必要になる場面も少なくありません。そこで、デビットカードやプリペイドカードが役立ちます。

デビットカードとは?

  • 定義: 預金口座と直結したカード。使用すると、リアルタイムで口座から引き落としが行われる。
  • メリット: クレジットとは異なり、利用した分だけ即時で口座から引き落とされるので、借金が増える心配がない。
  • デメリット: クレジットカードのように後払いができない。口座の残高以上は利用できない。

プリペイドカードとは?

  • 定義: 事前にチャージ(入金)しておくことで利用できるカード。
  • メリット: 使用限度額がチャージした金額までなので、使いすぎの心配がない。任意整理後でも作成・利用が可能。
  • デメリット: チャージしていないと利用できない。また、一部のサービスや店舗での利用が制限される場合がある。

どちらを選ぶべきか?

  • 日常の支払いに: デビットカード。スーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなど、日常の支払いに便利。
  • ネットショッピングや一部サービス利用時に: プリペイドカード。事前にチャージすることで、予算管理もしやすくなる。

任意整理後のクレジットカードの利用は制限されますが、デビットカードやプリペイドカードを活用することで、日常生活やショッピングをスムーズに進めることができます。自分のライフスタイルや利用シーンに合わせて、最適なカードを選ぶことが大切です。

まとめ

任意整理は、債務者と債権者との間で、返済計画を再編成する手続きです。多くの人が任意整理を選択する理由は、返済の負担を軽減するためですが、この手続きを行うことで、クレジットカードにも影響が出ることはよく知られています。

クレジットカードの利用停止

任意整理を行うと、ほぼ確実に現在持っているクレジットカードの利用が停止されます。これは、カード会社がリスクを避けるための措置です。

  • 即時利用停止: 任意整理の手続きを開始した時点で、クレジットカードの利用ができなくなる。
  • カード契約解除: 多くの場合、カード会社から正式に契約の解除通知が届く。

新たなクレジットカードの取得

任意整理後、すぐに新しいクレジットカードを取得するのは難しくなります。

  • 信用情報の登録: 任意整理の事実が信用情報機関に登録される。この情報は一定期間(通常5〜7年)残る。
  • カード申し込みの審査難化: 信用情報に任意整理の記録があると、新しいクレジットカードの申し込み審査が通りにくくなる。

代替手段の活用

クレジットカードの利用が難しくなる中、代替としてデビットカードやプリペイドカードの利用が考えられます。

  • デビットカード: 口座から直接引き落とされるカード。任意整理後でも取得しやすい。
  • プリペイドカード: 事前にチャージするタイプのカード。クレジット審査が不要なため、任意整理後でも利用可能。

任意整理を行うことは、金銭的な負担の軽減に繋がりますが、クレジットカードの利用に大きな影響を及ぼす点は理解しておく必要があります。任意整理後も、代替手段を上手く活用し、再び健全な金融生活を築くためのステップを踏んでいきましょう。

この記事の監修者

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債務急済運営事務局

株式会社WEBYの債務急済運営事務局。全国400以上の弁護士・司法書士のWEBマーケティング支援に従事。これまでに法律ジャンルの記事執筆・編集を1000記事以上担当。WEBコンサルやHP制作、SEO対策、LMC(ローカルマップコントロール)など様々な支援を通じて法律業界に精通。これらの経験を基に債務整理の際に必要な情報や適切な弁護士・司法書士を紹介している。

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