お金の悩み
2026.04.30 ー 2026.04.30 更新
ローン審査に落ちて、事故情報の有無や消えるまでの期間が気になっている方も多いでしょう。事故情報には原因ごとに登録期間が定められており、完済後おおむね5〜7年で消滅します。
ただし起算日の考え方や信用情報機関ごとの違いを正しく理解しないと、いつまで待てばよいか見通しが立ちません。ここでは、事故情報が登録される条件や消滅までの期間、住宅ローン審査へ進む手順について全体像を説明します。
こんな人におすすめの記事です。
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事故情報は一定の条件を満たすと信用情報機関に登録され、事実である限り本人の意思では消せません。誤った情報であれば訂正の手続きが用意されています。
返済日から61日以上または3ヶ月以上の延滞が続くと、信用情報機関に「異動」として事故情報が登録されます。CICもJICCも判定基準は同じですが、金融機関が信用情報機関へ報告するタイミングは通常月1回です。
延滞が61日を超えた翌日にすぐ登録されるわけではなく、次の報告日まで数日〜数週間のタイムラグが生じます。延滞の初期段階である1〜60日では、入金状況欄に「A」(未入金)のマークが付くものの、異動情報そのものはまだ記録されません。
今まさに延滞が始まっている方は、ローン契約などが制限される「61日」を前に返済できるかが分かれ目です。1日でも早く金融機関へ連絡し、返済計画の相談を持ちかけてください。
ブラックリストに載る条件や影響については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
ブラックリストに載る条件は?信用情報の影響と相談先を解説
「ブラックリスト」と聞くと不安になる方も多いでしょう。これは、ローンやクレジット...
参照:CIC|CICが保有する信用情報
CICやJICCいずれの信用情報機関でも登録内容が事実である限り、本人からの訂正や削除の請求は認められません。正規の手段以外に抜け道はないのが現実です。
ネット上には「着手金○万円で信用情報をクリーンにする」とうたう業者や広告が散見されますが、詐欺の可能性が高いと判断できます。信用情報機関が外部業者の依頼で記録を抹消する仕組み自体がなく、高額な報酬だけ取られて何も変わらないケースが報告されています。
事故情報を消す正規のルートは主に以下の2つです。
ただし時効の場合、内容証明郵便による援用通知の送付など正しい手続きを踏まなければ信用情報は自動で消えません。また、信用情報機関によっては時効成立後も一定期間情報が残るケースがあります。
機関によって対応が異なるため、焦って自力で進めるよりも弁護士や司法書士に手続きを任せたほうが、結果的に早く信用回復へ向かえます。
ブラックリストの消し方や信用回復の方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
ブラックリストの消し方|信用情報を回復して再び審査に通る方法
クレジットカードの審査に落ちたり、ローンが通らないと、「ブラックリストに載ってい...
参照:CIC|登録されている情報を訂正・削除できるのですか?
開示報告書の内容に身に覚えがない場合、誤登録として訂正できる可能性があります。まず連絡すべき相手は、CICやJICCではなく情報を登録した金融機関や貸金業者です。
信用情報機関はデータの「預かり先」にすぎず、中身を書き換える権限は登録元の会社にしかありません。完済済みなのに残高ありと記録されていれば、その誤情報のせいで住宅ローンやカード審査に通らない状態が続きます。
誤登録の訂正は以下の手順で進めてください。
JICCではサポートダイヤルから調査依頼の相談が可能です。登録元での確認や月1回のデータ更新を挟むため、訂正完了までの目安は1〜2ヶ月程度です。誤りを見つけたら早めに連絡しましょう。
参照:JICC|開示結果の内容に心当たりがない場合
専門家プロファイルでは、ファイナンシャルプランナーの上津原章さんが、ローン審査に通らないという相談に回答しています。
引用:専門家プロファイル|ローンの審査が通りません
ご自身の信用情報に心当たりがないのに審査に通らないと、将来への不安が募りますよね。借金の返済が苦しくなり、延滞が続いてしまう前に、専門家へ相談することが解決への第一歩です。当サイトでは、全国の弁護士・司法書士の中から、あなたに合った専門家を探せます。多くの場合、相談無料、初期費用0円から対応しているため、まずは気軽に現状を話してみてはいかがでしょうか。
借金問題の専門家を探す
事故情報が消えるまでの期間は、債務整理の種類と信用情報機関の組み合わせで変わります。起算日を把握しないと、消滅時期の見通しが立ちません。
任意整理の事故情報は、手続きを始めた日ではなく、完済した日から5年間登録が続きます。起算日は和解成立時でも弁護士への依頼時でもありません。
CICとJICCともに登録期間は完済日から5年で統一されているため、どちらの機関でも消滅時期は同じです。任意整理では3年〜5年の分割返済が一般的なので、手続開始から事故情報の消滅まで最長で約10年かかるケースもあります。
完済までの期間を含めたスケジュールの目安をまとめました。
任意整理のブラックリスト期間や影響については以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
任意整理(債務整理)するとブラックリスト期間は何年?載る・載らないケースを解説
「任意整理したいけど、ブラックリストが怖い」と感じて、手続きを踏み出せずにいませ...
任意整理の流れを7ステップで解説|弁護士・法律事務所でかかる費用と手続・期間も照会
毎月の返済が追いつかず、任意整理の手順がわからないと悩んでいませんか。 弁護士へ...
参照:JICC|登録内容と登録期間
個人再生と自己破産の事故情報は、信用情報機関によって起算日が異なります。起算日を勘違いしたまま申し込むと審査落ちの原因になるため注意してください。
自己破産の仕組みや手続きの流れについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
自己破産とは?借金をゼロにする仕組みと手続きの流れと注意点
借金の返済に追われ、「もう限界だ…」と一人で抱え込んでいませんか?自己破産は、決...
参照:全国銀行協会|全国銀行個人信用情報センターの概要
最終返済日から5年以上が経過し、裁判上の請求や債務の承認がなければ、時効の援用を主張できます。援用が成立すると時効の起算日にさかのぼって完済扱いとなるため、すでに登録期間を過ぎていれば事故情報は抹消されます。
時効成立前に少額でも返済したり支払いを約束したりすると、債務を承認したとみなされ時効がリセットされてしまいます。時効期間が過ぎただけでは自動的に消えないため、安易に返答せず弁護士や司法書士へ相談して手続きを進めるのが確実です。
参照:e-Gov法令検索|民法
専門家プロファイルでは、司法書士の樋口洋二さんが、債務整理後のローン審査に関する質問に回答しています。
引用:専門家プロファイル|債務整理について知りたいのですが・・・。
事故情報が消えるまでの期間が分かっても、実際にローンが組めるようになるのか、いつ申し込むのがベストなのか、不安は尽きませんよね。ご自身の状況で最適な選択をするためには、債務救済の専門家による具体的なアドバイスが不可欠です。当サイトでは全国の弁護士・司法書士へ相談無料、初期費用0円で依頼できる事務所も探せます。まずは専門家に現状を話し、将来への第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
事故情報が残っている間は、避けるべき行動さえ押さえれば余計な審査落ちや信用毀損を防げます。
スマートフォンの分割購入は、割賦販売法に基づく個別信用購入あっせんに該当します。金額にかかわらず、キャリアは信用情報機関への照会が法律上義務づけられているため、事故情報が残っていると審査に通らない可能性があります。
事故情報が登録されている期間中でもスマホを手に入れる方法はあります。
家族名義で購入する場合、名義人本人の信用情報が照会される点には注意してください。家族に事故情報の事実を伝える必要が出てくるため、事前に相談しておくのが安全です。
ブラック期間中のクレジットカード停止や代替手段については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
自己破産するとクレジットカードはいつから使えなくなる?停止タイミングと再取得までの流れ
自己破産を検討する際、お持ちのクレジットカードがどうなるのか、以下のような不安を...
参照:CIC|割賦販売法 指定信用情報機関制度
短期間に複数の申込みをすることで審査に落ちやすくなる、通称「申込みブラック」と呼ばれる状態があります。金融機関は申込みがあるたびに信用情報を照会します。
一般的に1ヶ月以内に3社以上の照会履歴が見つかると「よほどお金に困っている」「他社でも落ちている」と判断され、審査に通らない可能性が高くなります。明確な基準は公開されておらず各金融機関の判断によりますが、連続での申込みは避けるのが無難です。
まずは開示請求で事故情報の消滅を確認し、申込み先を1〜2社に絞って慎重に動くのが無難です。
本会員に事故情報が登録されると、家族カード含め一括で利用停止になるのが原則です。たとえば配偶者が家族カードで生活費を支払っていた場合、決済エラーで停止するため家計全体への打撃は想像以上に大きくなります。
誰が本会員かによって影響範囲が変わるため、状況ごとの違いを確認しておきましょう。
カードが止まる可能性がある方は、事前にデビットカードやプリペイドカードを用意しておくのがおすすめです。どちらも信用情報の審査なしで発行でき、スーパーでの買い物からネット通販まで日常の支払い手段として十分機能します。
専門家プロファイルでは、ファイナンシャルプランナーの渡辺行雄さんが、自己破産後の信用情報の照会記録に関する質問に回答しています。
引用:専門家プロファイル|自己破産後のクレジット申込み履歴について
ブラックリスト期間中は、いつ信用情報が回復するのか、何をしてはいけないのか、多くの不安がつきまとうものです。ご自身の信用情報の正確な状況や借金問題そのものを根本的に解決する方法についてお悩みなら、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。全国の弁護士・司法書士事務所のなかには、相談無料、初期費用0円で対応してくれるところもあります。まずは一歩踏み出し、専門家の力を借りることを検討してみましょう。
事故情報が消えたあと、すぐに住宅ローンへ申し込んでも審査に通るとは限りません。住宅ローン申請に向けた準備は、以下の3つの手順で進めます。
住宅ローンの審査では、CIC・JICC・KSCのいずれかに事故情報が残っていると否決される可能性があります。任意整理の場合、CIC・JICCでは完済から約5年で情報が削除されます。KSCでは「手続き終了から約5年」が目安です。
また、自己破産・個人再生の場合は、KSCにおいて手続開始決定日から最長7年間、事故情報が登録されます。そのため、住宅ローン申請の3〜6か月前には、3機関すべてで開示請求を行い、情報が消えているか必ず確認しておきましょう。
各機関における開示請求の主な方法と、回答までの目安をまとめました。
開示請求の手順は「信用情報の確認方法」の記事で詳しく紹介しています。あわせて確認し、漏れがないように準備を進めてください。
参照:CIC|インターネットで開示する
参照:JICC|本人による開示申し込み
参照:全国銀行協会|インターネット開示について
事故情報が消えた直後は、信用情報がまっさらな「スーパーホワイト」状態になります。通常、30代以上であれば何らかの利用履歴があるのが自然なので、履歴が空白だと金融機関に警戒されます。
住宅ローン審査の前に、少額のクレジットカードを1枚取得して返済実績を積み上げておくのがおすすめです。限度額10〜30万円程度のカードで、月に1〜3回ほど日用品や光熱費の支払いに使い、毎月遅れなく返済するだけで十分です。
毎月きちんと引き落とされた記録がひとつずつ積み上がり「この人は約束どおり返済する」と金融機関に示す実績になります。実績作りの際は、注意すべきポイントが4つあります。
自己破産後にクレジットカードを作る方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。
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信用情報機関の事故情報が消えても、過去に延滞や債務整理をした金融機関独自のデータベースには「社内ブラック」として記録が半永久的に残ります。グループ会社間でも顧客情報は共有されるため、親会社で延滞していた場合、子会社や提携先でも審査に影響します。
住宅ローンの申し込み先を選ぶ際は、以下の手順でグループ関係を確認してください。
メガバンクで延滞した過去がある方は、地方銀行やネット銀行を候補に入れると申込み先の幅が広がります。銀行自体は過去の債権者と無関係でも、保証会社がグループ企業だった場合は社内ブラックの情報が共有されて否決されかねません。
保証会社名は住宅ローンの商品概要書に記載されているため、申込み前に必ず確認してください。
専門家プロファイルでは、ファイナンシャルプランナーの渡辺行雄さんが、過去の自己破産と住宅ローンに関する質問に回答しています。
引用:専門家プロファイル|自己破産歴があります。。
過去の債務整理が、マイホームの夢を諦める理由にする必要はありません。専門家のアドバイス通り、まずはご自身の信用情報を正確に把握することが第一歩です。もし借金問題がまだ解決していなかったり将来の計画に不安が残っていたりするなら、一度専門家へ相談してみませんか?当サイトでは、相談無料、初期費用0円で対応してくれる全国の弁護士・司法書士をご紹介しています。一人で悩まず、まずは一歩踏み出してみましょう。
本記事では、事故情報が登録される条件や消えるまでの期間、消滅確認後に住宅ローン審査へ進むための手順について説明しました。
任意整理は完済日から5年、個人再生や自己破産は開始決定日から5〜7年で事故情報は消滅します。登録期間中は10万円以上の端末分割購入や半年以内の複数申込みを避け、消滅後は少額クレカで返済実績を半年以上積むことが信用再構築の鍵です。
先が見えない不安は、正確な情報と具体的なスケジュールがあれば和らぎます。まずは3機関への開示請求で自分の状況を正確に把握し、消滅時期から逆算してスケジュールを立ててください。
借金や債務整理について専門家へ相談したい方は、債務整理に特化した専門家検索サービス「債務急済」をぜひご活用ください。
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この記事の監修者
この記事に関係するよくある質問
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